2015年6月29日
ダイレクトボンディング法による症例です。
虫歯と親知らずが気になる、とのことで来院された患者さん。
親知らずを含め奥歯が2本、虫歯でした。
その手前の奥歯はゴールドの詰め物がしてあります。
その手前は銀歯の詰め物でした。
ゴールドは生体への適合性が最もいいとされ、
治療したあとも虫歯になりにくいといういい素材です。
しかし、卑金属である銀歯は金属のイオンが流出して
歯そのものを刺青のように黒くしたり、体内に入り込んで
いろんな悪さをする原因となります。
せっかくなのでゴールドはそのまま残し、他の歯の虫歯と銀歯をとって
ダイレクトボンディングで白く詰め替えることにしました。
こちらが詰め替えた直後の写真。
このあと、一番奥の親知らずは抜歯しました。
虫歯も銀歯もきれいに白く治りましたね。
ダイレクトボンディング法は、その日のうちに白く治療でき、
また歯を削る量も少なくてすみます。
今後も銀歯の詰め替えや虫歯の処置に対して幅広く応用していきたいですね。
