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噛むと痛い…それ、歯の根っこの病気かもしれません!


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噛むと痛い…それ、歯の根っこの病気かもしれません!|新丸子の歯医者|まつおか歯科医院


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2025年5月20日

こんにちは!まつおか歯科医院副院長に松岡夏紀です。

「噛んだときにズキッとする」
「治療したはずの歯がなんだか変な感じがする」
「歯ぐきが腫れて、膿のようなものが出てきた」
そんな症状がある場合、それは**歯の根っこの病気(根の病気)**かもしれません。

歯の根っこの疾患とは?

歯の内部には「根管(こんかん)」という細い管があり、その中に神経や血管が通っています。この部分に細菌が感染してしまうと、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)や根管感染症といったトラブルが起こります。

症状としては以下のようなものがあります:

  • 噛んだときの痛み
  • 歯ぐきの腫れや膿
  • ズキズキするような鈍い痛み
  • 歯の違和感や浮いたような感じ

なぜ根っこに病気が起きるの?

主な原因は以下の通りです:

  • 虫歯の進行:深い虫歯を放置すると、神経まで細菌が到達して感染します
  • 過去の治療歯の再感染:詰め物や被せ物のすき間から細菌が侵入することがあります
  • 歯の破折:ひびや割れ目から細菌が根管内に入り込むことも
  • 歯ぎしりや噛みしめ:無理な力がかかり、歯の中にダメージが及ぶことがあります

放っておくとどうなる?

初期には軽い違和感程度でも、進行すると顎の骨まで炎症が広がる可能性があります。さらに、治療が間に合わないと歯を抜かなければならないケースもあります。

痛みがなくても、膿が溜まっていたり、炎症が進行していたりすることもあるため、早めの受診が大切です。

治療法は?

多くの場合、「根管治療(こんかんちりょう)」という処置を行います。感染した神経や細菌を丁寧に取り除き、消毒した後に薬を詰めて密閉します。

根管治療は精密さが求められるため、何回かの通院が必要になることもあります。
当院では、精密な器具や拡大鏡などを用いた丁寧な治療を心がけています。


まとめ

「なんだか変だな」と思ったその歯、実は根っこの病気が進んでいるサインかもしれません。
歯は見た目に異常がなくても、中で静かに病気が進行していることがあります。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
早めの診断と治療が、歯を守る第一歩です。

記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀

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