予防歯科

「8020運動」で健康寿命アップ!80歳で20本の歯を保つ5つのメリット

こんにちは!まつおか歯科医院副院長の松岡夏紀です。皆さんは「8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動」をご存知ですか?
これは、**「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」**という厚生労働省と日本歯科医師会が推進する取り組みです。

実は、20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物をしっかり噛んで食べることができると言われています。
今回は、8020運動を達成することで得られるメリットについて、分かりやすくご紹介します。


1. 食事を楽しめる!

歯がしっかり残っていると、硬いものや繊維質のある食べ物も噛めるので、食事の幅が広がります
好きなものをおいしく食べられることは、心の健康にもつながります。


2. 認知症リスクの低下につながる?

近年の研究では、「よく噛む」ことが脳を刺激し、認知機能の低下を防ぐ効果があることが分かってきました。
しっかりと噛む習慣が、将来的な認知症の予防にもつながると考えられています。


3. 健康寿命が延びる

自分の歯で噛めるということは、消化器への負担が少なく、栄養バランスも整えやすいということ。
これが結果的に、全身の健康維持にもつながり、介護の必要ない生活=健康寿命の延伸につながります。


4. 見た目の若々しさを保てる

歯を失うと、噛む力が弱くなるだけでなく、口元のハリがなくなり、顔の輪郭が変化することもあります。
8020を達成することで、自然な笑顔や若々しい印象を保つことができます。


5. 医療費の節約にも

歯が多く残っている方は、将来的に入れ歯やインプラントなどの治療費が少なく済む傾向があります。
さらに、全身の健康状態も良くなりやすいため、医科の通院頻度が減る可能性もあるのです。


まとめ:8020は一生の財産

8020運動は、ただ歯を残すというだけではなく、**「人生をより豊かにするための目標」**でもあります。
日々の歯磨きや定期的な歯科検診、生活習慣の見直しなど、少しの心がけが将来の大きな差になります。

当院では、皆さまが8020を達成できるよう、全力でサポートいたします。
お気軽に検診やご相談にお越しくださいね。

記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀

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