予防歯科

【子供のフッ素塗布とフッ素症について】効果と安全性を歯科医が解説

こんにちは!まつおか歯科医院副院長松岡夏紀です。子供の虫歯予防に欠かせない「フッ素塗布」。
多くの歯科医院で推奨されているケアですが、一方で 「フッ素症が心配」 という声も聞かれます。
今回は、フッ素塗布のメリットや安全性、フッ素症との関係についてわかりやすく解説します。


子供にフッ素塗布が必要な理由

子供の歯は大人の歯よりも表面のエナメル質が薄く、虫歯になりやすい特徴があります。
そのため、成長期に フッ素を歯に取り込ませることが虫歯予防に大きく役立ちます。

フッ素塗布の主な効果

  • 歯を強くする(再石灰化を促進)
  • 虫歯菌が酸を作るのを抑える
  • 初期の虫歯を修復する効果

定期的なフッ素塗布は、虫歯の発生率を大幅に減らすことが報告されています。


フッ素塗布の適切な頻度は?

歯科医院では通常、
3〜6ヶ月に1回のフッ素塗布が推奨されています。

年齢おすすめの頻度
0〜2歳6ヶ月に1回
3〜6歳3〜4ヶ月に1回
小学生〜3〜6ヶ月に1回

家庭でのフッ素入り歯磨き剤の併用で効果アップが期待できます。


フッ素症とは?

フッ素症とは、 過剰にフッ素を摂取した場合に歯に白い斑点が現れる状態 を指します。
重症でも身体に害が出ることはほとんどありませんが、歯の見た目に影響することがあります。

フッ素症が起こりやすいケース

  • 高濃度フッ素を長期に大量摂取した場合
  • フッ素入り歯磨き粉を飲み込む癖がある
  • 水道水のフロリデーションが強い地域でさらに過剰摂取した場合

日本では水道水にフッ素添加をしていない地域がほとんどのため、
日常生活でフッ素症になるリスクは非常に低い と言われています。


フッ素塗布でフッ素症になる?

歯科医院で行うフッ素塗布でフッ素症になる心配はほとんどありません。
塗布しているフッ素量は安全に管理されており、歯科医師が年齢に合わせて適切に使用します。


フッ素塗布を安全に受けるポイント

  • 年齢に合った濃度のフッ素を選ぶ
  • 歯磨き粉の適量を守る
    • 3歳未満:米粒大
    • 3〜6歳:グリーンピース大
    • 6歳以上:1cm程度
  • 飲み込まずにうがいをする練習をする

まとめ

フッ素塗布のメリットフッ素症のリスク
虫歯予防効果が高い過剰摂取で白斑が出る可能性
歯を強くする日本では過剰摂取の可能性は極めて低い
初期虫歯の進行を抑える適量の使用で安全

フッ素は正しい量を守れば非常に安全で効果的な虫歯予防方法です。
ご不安がある方はお気軽に当院へご相談ください。


【よくある質問(FAQ)】

Q. 何歳からフッ素塗布できますか?
A. 歯が生え始めた0歳から可能です。

Q. 自宅で高濃度のフッ素ジェルを使っても大丈夫?
A. 年齢に合った量と頻度であれば問題ありません。歯科医師にご相談ください。


お問い合わせ

予防歯科・フッ素塗布のご予約はお気軽にどうぞ。
お子様の歯を守るため、定期チェックをおすすめします。

記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀

044-750-7385