まつおか歯科医院では唾液検査システムを導入し、
患者さま1人1人のお口の環境に合った予防方法を提案しています。
唾液検査とは、患者さまの唾液を採取することで
お口の中の虫歯菌の数や、唾液が持つ虫歯を防ぐ力を調べることです。
もともと生まれたての赤ちゃんは虫歯菌を持っていません。
歯が生え出す頃に、大人が持っている虫歯菌がお口に感染することで定着します。
定着した虫歯菌は、甘い物をエサにして酸を作って歯を溶かしていきます。
これが虫歯のメカニズムです。
虫歯菌の数は数種類あり、それぞれ特性も異なります。
歯にくっついて直接酸の力で歯を溶かしていく菌や、
治療した詰め物やかぶせ物の隙間を狙って入り込んでいく菌。
どの種類の菌が多く存在しているのかを調べることで、より的確な予防方法がわかります。
また、唾液が本来持つ力は、虫歯菌によって作られた酸を中和してくれる機能があります。
この力がきちんと働いているかを調べることで、虫歯になりやすさがわかります。
歯医者さんへ通うなら、もう絶対虫歯にならない予防方法を知りたいですよね。
それにはまず自分のお口の環境を把握しておくことが大切なんです。
正しい歯磨き方法と的確なケアの知識を身につけて、
もう虫歯にならない健康な歯で過ごせるよう、患者さまに接していきたいと願っています。