ホワイトニング

失敗しないホワイトニング歯磨き粉の選び方:5つの注意点

ホワイトニング用歯磨き粉を選ぶときの注意点

白く輝く歯は、第一印象を良くし、自信を高めるために重要なポイントです。ホワイトニング用歯磨き粉は、自宅で手軽に歯を白くする手段として人気がありますが、選び方を間違えると歯や歯ぐきにダメージを与える可能性があります。ここでは、ホワイトニング用歯磨き粉を選ぶ際の注意点をご紹介します。


1. 研磨剤の配合量を確認する

ホワイトニング用歯磨き粉には、歯の表面の汚れを落とすために研磨剤が含まれているものがあります。
しかし、研磨剤が多すぎると、エナメル質を削り、知覚過敏や歯のトラブルを引き起こすことがあります。
選ぶ際には「低研磨」と表示されているものや、歯科医推奨の製品を選ぶと安心です。


2. 漂白成分が含まれているかチェック

一部のホワイトニング用歯磨き粉には、過酸化物(過酸化水素や過酸化尿素)などの漂白成分が含まれています。(海外製品)
これらの成分は、歯の内側に作用して漂白効果を得られますが、濃度が高すぎると歯ぐきや粘膜に刺激を与えることがあります。
日本では市販の歯磨き粉に含まれる漂白成分の濃度は制限されていますが、使用前にパッケージや成分表示をよく確認しましょう。


3. フッ素配合で虫歯予防も考慮する

ホワイトニング用歯磨き粉の中には、フッ素が配合されていないものもあります。
歯を白くすることだけに集中してしまうと、虫歯予防が疎かになる可能性があります。
フッ素配合の商品を選ぶことで、歯の健康を保ちながらホワイトニングを進めることができます。


4. 日常的に使えるか確認する

ホワイトニング用歯磨き粉の中には、使用頻度に制限があるものがあります。
たとえば、「週に2〜3回使用する」と指定されているものは、日常使いには向いていません。
普段から使用する場合は、「毎日使える」と明記されているものを選びましょう。


5. 歯科医院での相談を忘れずに

ホワイトニング用歯磨き粉は効果的ですが、着色汚れや歯の黄ばみの原因によっては期待した効果が得られないこともあります。
たとえば、コーヒーやワインによる表面の汚れは除去できても、加齢による歯の内部の黄ばみには効果が薄い場合があります。
そのような場合は、歯科医院での専門的なホワイトニングを検討するのがおすすめです。


まとめ

ホワイトニング用歯磨き粉を選ぶ際は、成分や使用方法をしっかり確認し、必要に応じて歯科医に相談することが大切です。
健康的で美しい歯を手に入れるために、適切な製品選びと正しいケアを心がけましょう。

歯科医院でのホワイトニングに関するご相談やアドバイスもお気軽にどうぞ!

記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀

044-750-7385