夏紀先生のキレイな歯相談室

咬筋ボトックスで嚙み合わせ改善

こんにちは。副院長の松岡夏紀です。

今回は、まつおか歯科医院でも定番人気の咬筋ボツリヌストキシン治療についてお話ししたいと思います。

ボツリヌストキシン治療はボトックスとも言われ、過剰に発達した咬筋へ接種することで歯ぎしり・食いしばりを改善します。

人は寝ている間に誰でも歯ぎしり食いしばりを起こします。これは、日中たくさん働いた脳がそのストレスをどうにか発散しようとして、頭についている大きな筋肉にググッと力が入ることによるものだと言われています。

歯ぎしり食いしばりは生理的なものなので、それをなくす治療法はありません。しかし、過剰に発達した筋肉の力を和らげることによって、歯ぎしり食いしばりによる歯や顎への負担を軽減することはできます。これが咬筋ボツリヌストキシン治療です。

ボツリヌストキシン治療の効果

治療法は、両側の咬筋(エラ部分)にボツリヌストキシンを注射します。

3日~10日後に効果が現われ始め、噛む力がゆるやかになっていきます。

嬉しい副効果として、顎のラインがすっきりして小顔になるので、別名小顔注射とも呼ばれています。自分で効果を実感するよりも、他人から「最近やせた?」と聞かれるようになったという声が多いです。

他の人は斜めの角度からお顔を見ることが多いので、変化に気づきやすいためです。

効果は2週間後~3か月をピークに継続し、ボツリヌストキシン自体は3か月程度でなくなります。効果を持続させたいときは3か月~半年に1回接種することをおすすめします。

しかし、最初の3か月の間に噛み癖が改善されるので、1度の治療で噛み合わせが整って繰り返し接種しなくてもよくなる方も多くいらっしゃいます。

@romi1208ちゃんも1度のボツリヌストキシン治療で噛み合わせが整ってキープしている1人。

もともと小顔ですが、顎のラインがシャープになって、今まで感じていた食いしばりも改善したと喜びの声をいただきました♪

ボツリヌストキシン治療の注意点

副作用として次のことが起こることがあります。

①接種部位の内出血 ②かたいものが噛みにくくなる ③筋肉が小さくなることによる皮膚のたるみ

妊娠中・授乳中・妊活中(男性も)の方は受けられません。

ボツリヌストキシンの費用

両側エラ1回¥33,000

1か月後に咬筋の大きさをチェックして、万が一効果が感じられない場合はリタッチ¥16,500で受けられます。

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