ホワイトニング

歯の黄ばみの原因はコレ!今日からできるステイン対策

こんにちは!まつおか歯科医院副院長の松岡夏紀です。

「毎日しっかり歯を磨いているのに、なんだか歯が黄ばんで見える」「鏡を見ると前歯にうっすら茶色い線が…」といった経験はありませんか?
それは「歯の着色汚れ(ステイン)」が原因かもしれません。今回は、歯が着色してしまう主な原因と、その対策について詳しくご紹介します。


◆ 歯が着色する原因

歯の着色の多くは、食べ物や飲み物、生活習慣などが関係しています。以下のような要因が考えられます。

1. 色の濃い飲食物

カレー、コーヒー、赤ワイン、紅茶、チョコレート、ケチャップ、ブルーベリーなどは、歯の表面に色素が沈着しやすい食品です。

2. 喫煙

タバコに含まれるタールやニコチンが歯の表面に付着し、茶色や黒っぽい着色の原因になります。

3. 加齢

年齢とともに歯の表面のエナメル質が薄くなり、内側の黄色い象牙質が透けて見えやすくなるため、全体的に黄ばんで見えることがあります。

4. プラークや歯石の沈着

磨き残しなどによりプラーク(歯垢)や歯石が溜まると、そこに色素が入り込みやすくなり、着色が目立ちやすくなります。


◆ 着色を防ぐための対策

着色を完全に防ぐのは難しいですが、以下のような方法で予防・改善することができます。

1. 色の濃い飲食物の後はうがい・歯磨き

ステインが沈着する前に口をゆすぐ、もしくは食後30分ほど経ってから丁寧に歯を磨くようにしましょう。

2. 定期的な歯のクリーニング

歯科医院で行うプロフェッショナルケア(PMTC)では、着色や歯石を安全に取り除くことができます。3ヶ月〜6ヶ月に1回のペースがおすすめです。

3. ステイン対策用の歯磨き粉を使う

市販のホワイトニング歯磨き粉の中には、ステインを落とす効果のある成分が配合されているものがあります。ただし、研磨力が強すぎる製品には注意が必要です。

4. 禁煙・減煙を心がける

タバコは着色だけでなく歯周病の原因にもなります。できるだけ控えるようにしましょう。


◆ 歯の美しさを保つために

「歯が黄ばんできたな」と感じたら、まずは歯科医院でのクリーニングを受けてみてください。着色が取れるだけで、口元の印象がグッと明るくなります。
また、ホワイトニングをご希望の方は、歯の状態に合った方法をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。


口元の清潔感は、第一印象を左右する大切なポイントです。
毎日のケアと定期的なプロのケアで、白く健康的な歯を保ちましょう!

記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀

044-750-7385