今日は院内勉強会です。
衛生士の大和田さんが以前にセミナーへ参加し、
そこで学んだ知識をスタッフみんなに発表しました。
今回のセミナーは、予防歯科の先進国であるスウェーデンのイェテボリ大学の考え方を参考にした
予防歯科・クリーニング法について。
歯周病と言うと、歯がグラグラしてきたり、歯が痩せて細長く見えたり
歯茎がブヨブヨになったり…
そういったことが主な症状ですが、実は歯を磨いたときに出血することも歯周病のサインなのです。
歯茎の検査では、歯と歯茎の間を触って歯周ポケットを計測していきますが、
このとき歯周ポケットが深いことはもちろん、出血してくることも炎症が起こっている証拠です。
歯周ポケットに対する処置ももちろん大切ですが、歯茎の炎症をとるためのブラッシングを
患者さんご自身でしっかり行えるよう指導することが一番大切なことです。
患者さんはそれぞれ歯磨きのしかたや歯を磨く時間帯も異なりますから、
それぞれに合ったブラッシング法をしっかり考えて指導しなければなりません。
それからですね、歯周病の治療に取り組むのは…
今回は大和田さんがしっかり勉強して、治療のための技術も磨いてきました。
このことを生かして、今後の診療に更なる期待ですね。