まつおか歯科医院では、治療の際に唾液検査を並行して行うことをおすすめしています。
虫歯になりやすさは1人1人違うからです。
今回はスタッフで相互実習を行って、実際の唾液検査を体感してみました。
検査の仕方は簡単。
唾液を採取して、唾液の働きを調べます。
唾液は本来、食べ物を食べて酸性になったお口の中を中和する力があり、
これが機能することによって虫歯になりにくくします。
また、抗菌作用があり、歯の質を強くする力も持っています。
この検査結果は、その日のうちに結果が出ます。
さらに、お口の中に虫歯菌がどれくらい存在しているのかを培養検査により調べます。
虫歯菌はもともと人が生まれたときにはお口の中には存在せず、
生後1歳~3歳の間に住み着きます。
この数には個人差があり、その数を調べることによって虫歯になりやすさがわかります。
こちらの検査は結果が出るまでおよそ1週間かかります。
検査結果をもとに虫歯のリスクを分析し、予防策を計画していきます。
自分自身のことを知って対策をたてていくことはとても効率的ですね。
また虫歯菌の数を目で見て知ることができるので、予防への意識も高められます。
何十年後もしっかり自分の歯でお食事ができ、
また自信を持って笑顔で人と接することができるよう、今から予防することは大切なことですね♪