口腔乾燥症について知っておきたいこと
こんにちは!まつおか歯科医院副院長の松岡夏紀です。今回は口腔乾燥症についてお話ししていきます。口腔乾燥症(こうくうかんそうしょう)は、口の中の唾液が不足する状態を指し、さまざまな症状や問題を引き起こすことがあります。今回は、口腔乾燥症の原因、症状、対策について詳しくお話しします。
口腔乾燥症の原因
- 薬の副作用
多くの処方薬、特に抗うつ剤や高血圧の薬、アレルギー薬などは、唾液の分泌を減少させることがあります。 - 病気
シェーグレン症候群や糖尿病、放射線治療なども口腔乾燥症を引き起こす原因となることがあります。 - 生活習慣
ストレスや不規則な生活、脱水症状も唾液の分泌に影響を与えます。 - 加齢
年齢を重ねることで、唾液腺の機能が低下し、口腔乾燥が進行することがあります。
口腔乾燥症の症状
- 口の中の粘り気や乾燥感
- 飲み込みにくさ
- 味覚の変化
- 口臭の増加
- 唇や舌のひび割れ
- 虫歯や歯周病のリスク増加
口腔乾燥症の対策
- 水分補給
定期的に水分を摂ることで、口の中の乾燥を和らげることができます。 - 口腔ケア
唾液の分泌を促進するために、キシリトールガムや飴を利用すると良いでしょう。また、歯磨きを丁寧に行い、口腔内を清潔に保つことも大切です。 - 湿度管理
室内の湿度を適切に保つことで、口腔乾燥の症状を軽減できます。加湿器の使用を考えてみましょう。 - 医療機関への相談
口腔乾燥が気になる場合は、ぜひ当院にご相談ください。原因を特定し、適切な治療や対策をご提案いたします。
まとめ
口腔乾燥症は、日常生活にさまざまな影響を与える可能性があります。しかし、適切な対策を講じることで、快適な口腔環境を保つことができます。気になる症状があれば、遠慮なく当院へお越しください。あなたの口腔健康をサポートするために、私たちが力になります。
記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀