予防歯科

オーラルフレイルとは?お口の衰えを防ぐための簡単対策と予防法

オーラルフレイルとは?その原因と対策を解説!

こんにちは!まつおか歯科医院副院長の松岡夏紀です。近年、健康長寿のカギとして注目されている「オーラルフレイル」という言葉をご存じですか?
オーラルフレイルとは、「お口の衰え」 を指し、放置すると食べる・話すといった日常生活に影響を及ぼすだけでなく、全身の健康にも悪影響を与えることが分かっています。
今回は、オーラルフレイルの原因と対策について詳しく解説します!


オーラルフレイルとは?

オーラルフレイルとは、口腔機能(かむ・飲み込む・話す)の軽度な衰えを指し、以下のような症状が見られるようになります。

✅ 食事中にむせることが増えた
✅ 硬いものが食べづらくなった
✅ 口が乾燥しやすい(ドライマウス)
✅ 滑舌が悪くなり、話しにくくなった
✅ 食欲が低下し、体重が減少した

これらの症状は加齢とともに進行しやすく、オーラルフレイルが進行すると栄養不足や誤嚥性肺炎、さらには要介護状態につながるリスクが高まります。
しかし、早めに対策を行うことで予防が可能です!


オーラルフレイルの原因

オーラルフレイルが起こる主な原因として、以下のようなものが挙げられます。

噛む力や飲み込む力の低下

加齢により咀嚼(そしゃく)筋や舌の筋力が衰えると、食べ物をうまく噛んだり飲み込んだりすることが難しくなります。

歯の喪失や不適切な義歯

歯を失ったまま放置したり、合わない入れ歯を使用していると、食事の際の咀嚼能力が低下し、栄養バランスが乱れることがあります。

口の乾燥(ドライマウス)

唾液の分泌量が減ることで、口の中が乾燥し、食べ物を飲み込みにくくなったり、口臭の原因になることもあります。

口の周りの筋肉の衰え

表情筋や口の周りの筋肉が衰えると、食べこぼしが増えたり、滑舌が悪くなったりすることがあります。


オーラルフレイルの対策

オーラルフレイルを予防・改善するためには、日常生活の中でお口の健康を意識することが大切です。
簡単にできる対策をいくつか紹介します。

1. よく噛んで食べる

✅ 硬めの食品(れんこん、ごぼう、ナッツ類など)を取り入れる
✅ ひと口30回を目安にしっかり噛む
✅ ガムを噛む習慣をつける

噛む回数を増やすことで、咀嚼筋を鍛え、唾液の分泌を促します。

2. 口周りの筋肉を鍛える「お口の体操」

口の周りの筋肉を鍛える体操を取り入れることで、飲み込む力や滑舌を改善できます。

🔵 パタカラ体操(発音トレーニング)
「パ・タ・カ・ラ」とハッキリ発音することで、口の周りや舌の筋肉が鍛えられます。

🔵 あいうべ体操(舌の運動)
「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口を動かして発音することで、口周りの筋肉を強化できます。

3. 口腔ケアを徹底する

✅ 毎日の歯磨きを丁寧に行う
✅ 口臭や乾燥対策にうがい薬や保湿ジェルを活用する
✅ 定期的に歯科検診を受け、むし歯や歯周病を予防する

口腔内の環境を清潔に保つことで、口臭予防や歯の健康維持にもつながります。

4. 歯科医院でのチェックを受ける

定期的な歯科検診は、オーラルフレイル予防に欠かせません!
歯科医院では、噛む力や飲み込む力のチェックを行い、必要に応じて義歯の調整、咀嚼力の改善トレーニングなどの指導を受けることができます。


まとめ

オーラルフレイルは、早めに気づき、適切な対策を取ることで予防できる症状です。
**「最近噛みにくくなった」「話しづらくなった」**と感じたら、オーラルフレイルのサインかもしれません。
食事習慣やお口の体操、定期的な歯科検診を習慣化し、健康な口元を維持しましょう!

当院では、オーラルフレイルの予防・改善に関する相談や検診を受け付けています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください!

記事監修:歯科医師 まつおか歯科院副院長 松岡夏紀

044-750-7385