予防歯科

夏休みは虫歯の季節!?子どもの食生活で気を付けたいこと

こんにちは!まつおか歯科医院副院長の松岡夏紀です。夏休みは子供たちにとって楽しいイベントが盛りだくさんの時期ですね。しかし、生活リズムが乱れやすく、間食や甘い飲み物の摂取が増えることで、虫歯のリスクも高まります。今回は、夏休みに気を付けたい子供の食生活について、歯科医院の視点からアドバイスをお届けします。

1. だらだら食べを防ごう

夏休みは時間の感覚が曖昧になりがちで、ちょこちょこ食べたり飲んだりする「だらだら食べ」が増える傾向があります。だらだら食べを続けると、お口の中が常に酸性状態になり、歯が溶けやすくなってしまいます。

対策ポイント:
・食事とおやつの時間をしっかり決める
・食後は歯磨きまたはうがいをする

2. 甘い飲み物に注意

スポーツドリンクやジュース、炭酸飲料などは夏によく飲まれるものですが、糖分が多く含まれているため、虫歯の原因になります。特に冷蔵庫から好きなときに自由に飲める環境だと、無意識に摂取量が増えてしまいます。

対策ポイント:
・水やお茶を中心に飲むように促す
・甘い飲み物は特別なときだけにする

3. 栄養バランスも大切

夏休みは外食やレジャーなどで、偏った食生活になりがちです。歯や体の健康を保つには、ビタミンやカルシウム、タンパク質をしっかり摂ることが大切です。

歯に良い食材の例:
・チーズ、ヨーグルト(カルシウム豊富)
・緑黄色野菜(ビタミン類)
・小魚や納豆(歯の再石灰化を助ける)

4. 食後のケアを忘れずに

「夏休みくらいは歯磨きをサボっても…」と思うかもしれませんが、食後の歯磨きは虫歯予防の基本です。特に夜の歯磨きを忘れると、寝ている間に虫歯菌が活発に働いてしまいます。

対策ポイント:
・1日2回、特に寝る前は必ず歯を磨く習慣を
・仕上げ磨きを続けましょう(小学校中学年くらいまでは特に大切です)


まとめ

夏休みは自由な時間が多くなる分、食生活も乱れがちです。しかし、ちょっとした工夫や声かけで、子供の歯の健康を守ることができます。当院では、お子様の夏休み中の歯のチェックも行っていますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

記事監修:歯科医師 まつおか歯科医院副院長 松岡夏紀

044-750-7385